野口悠紀雄 「超 勉強法」

「超」勉強法 (講談社文庫)

「超」勉強法 (講談社文庫)


「超」勉強法

「超」勉強法

とても面白かった。



勉強はノウハウ。


何歳になっても、勉強はできる。
勉強を始めるのに遅すぎることはない。
人間は何歳になっても、学習によって進歩する動物である。


能力差はある。しかし、それは勉強によって克服しうる。



「勉強の三原則」


1、面白いことを勉強する。
(勉強は楽しい。興味と知識は相伴う。)
2、全体から理解する。
(全体をまず把握し、それに基づいて部分を理解しようとする。部分積み上げではなく、まずは全体の把握。)
3、八割原則。八割できたら次の仕事に進む。八割までをやる。



勉強とは、目標と現在の状態との差を埋めること。
したがって、強い動機と目標が重要である。


目的は具体的に。「非常に強く望めば実現する」


勉強の機会があることに感謝しよう。


ノウハウと意欲は車の両輪。具体的なイメージ・目標を明確に持つ。


といった内容は、とてもなるほど〜っと思った。


また、


「英語」


・英語は全体法で学ぶ。分解法はしない。
・二十回読んで教科書やテキストを暗記する。
・英語の細胞を作れ。
・外国語の勉強は、何歳になってもできる。


「国語」
・全容把握、通読、拾い読み。
・文章は四つのレベルにすべて区別できる。
細胞(150字程度)、短文(1500字程度)、長文(1万5000字程度)、本(15万字程度)


「数学」
・数学は百科事典を駆使して学ぶ。
・パラシュート勉強法が効果的。


などなども、なるほどーっと思った。


・勉強は集中。
・本を読んで疑似体験する。
・十年計画票、スケジューリング。
・教師を憎んでもよいが、学科は憎まぬように。


などなども、なるほどーっと思った。

この本を、高校時代に読んでおけばなぁ。

今読めて、せめても良かった。