東日本大震災―読売新聞報道写真集

東日本大震災―読売新聞報道写真集

東日本大震災―読売新聞報道写真集


自然の圧倒的猛威。
悲しみ、祈り。

逞しく助け合い、生きる人々の姿。

それらの姿を記録した、貴重な写真集と思う。

これほどの自然の猛威の被害を前にしては、人は助け合い、協力すべきだと、あらためて思わされる。

復興のため、不必要ないがみ合いや悪意はすべて止めて、日本は協力すべきだ。

そう、この本の写真の数々を見ていると思わされる。

松尾芭蕉は「平生すなはち辞世なり」と言ったそうだ。
(この本に収録されているコラムに載っていた)

震災後のこれからの月日、我々は、人生というのは無常であり、平生は本当は辞世であるべきで、そうであればこそお互いに優しく、助け合い、立派に生きていくべきなのだろう。

そんなことを考えさせれた一冊だった。