アンビリーバボー 前世

四か月ほど前、アンビリーバボーというたけしの番組で、前世の話の特集があっていた。

http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/485/p485_1.html

(以下はその番組を見た時の感想)

その番組では、ごく普通の日本の主婦の、まったくネパール語を知らない人が、退行催眠中にネパール語をしゃべり始めて、ネパールでの人生や記憶を語った様子があっていた。

定かなことは最終的にはよくわからなかったようだけれど、現地に行ってみるとその主婦の人が書いた絵によく似た風景や、いくつか該当するところもあって、なかなか興味深かった。

まったく知らないはずの言語を催眠中などにしゃべり始める現象を「真性異言」というそうだけれど、もしそんな才能や能力が誰にでも眠っているとしたら、それを引き出しさえすれば誰でも言語の天才になれるのかもしれない。
興味深いものである。

私が思うに、前世というのはたぶん誰にでもあって、ただなかなか思い出せないだけのことのように思う。

私も退行催眠や夢の中で、いくつか不思議なビジョンを見たことがある。
それが本当に前世なのか妄想なのかはよくわからないけれど、あれやこれやと空想を膨らませたり、そのことからいろんな興味を持って歴史や言語を調べてみるのは、人生の幅を広げることにもつながるかもしれないし、面白いことかもしれない。

もちろん、大切なのはいつでも「今、ここ」であり、前世よりも今生が大切なのだろうけれど、いろんなロマンをそそられる話ではあると思う。

私も、何か思ってもみない、何か知らないはずの言語の才能が突然開花するなんてことがあったら面白そうだけれどなぁ。
まぁ、せめて今生で、英仏エス語ぐらいせっせと勉強しといて、来世で身につけやすくしておくか。