民主党の今後の課題は、思うに、
・ネット発信力の増強拡充
・地方選挙での地道な足腰の増強
・四年後の衆院選でもっと多くの候補を立てられるように今から準備すること。
他にも多々あるだろうけれど、まずはこの三つが重要課題ではなかろうか。
部外者が外から言うのもなんだけど、まじでこの三つには努力して欲しい。
民主党はネット戦略にもっと努力した方がいいのではないかと思う。
自民はあれほどネトサポを駆使してるのに、民主党のネガキャンに対する対抗力が弱すぎる。
有志が地道にボランティアでネガキャンに対抗しているぐらいで、あまりに民主党はネット力が弱すぎる。
これから四年、まずそこだろう。
ある民主党の候補の方の事務所で、何人かの年配の長年の経験者の方から、選挙は地道に回っていくことが大切であることや、ドブ板で努力した人が勝つということや、理屈ではなく情だということを聞いた。
全くそのとおりと思う。
ただし、「ネットに依存した選挙」と、「ネットを活用した選挙」は区別すべきだと思う。
前者は脆弱だけど、後者は波及効果が大きい。
長年の経験者が言われることを大切にしつつ、後者も組み合わせれば、さらに波及効果があったと思う。
それに、民主党には、次は各地でしっかりと候補を立てられるようにもっと準備して欲しいものだと思う。
選挙協力や準備不足で、候補を立てていない空白地が多すぎる。
私の住んでいる選挙区では、民主党の候補がおらず、自民・維新・共産だけだったので、一応ちゃんと選挙には行ったものの、どこに小選挙区を入れるか苦慮したものである。
それに、小選挙区の候補に入れた政党に比例区も入れることが多いという現象があるそうで、比例を増やすためにも、民主は積極的に小選挙区に候補を立てた方がいいのではなかろうか。
共産が全国に候補を立てて、自共対決だけの選挙区が二十五もあったというけど、民主は二大政党の一方の軸を自任するならば、なんとか次回はもっと多くの候補を立てて欲しい。
これから、おそらく、四年ぐらいは衆院選はないのかもしれないけれど、その前にも、いろいろ選挙はある。
次は、来年四月の統一地方選。
地方から地道にひっくり返すしかないのだろう。
四年は長いけど、四年の間にできることは多々あるのだろうと思う。
民主党政権の間も、県議などは全国で圧倒的に自民党の方が数が多かったことを考えれば、地道に地方で民主党には足腰を強くして欲しいと思うし、そのために本当に努力している方も何人か知っているので、ぜひ今後とも頑張って欲しいと思う。
傍から私のように気楽に言うほど、実際は簡単なものではなく、思っていてもなかなか現実にしていくことは難しいのだろうけれど、上記三点は、これから四年間、民主党にやって行って欲しいなぁと部外者ながら願わずにはおれない。
それでも、全体としては考えてみれば、安倍さんの解散騒動がなければ、民主党は50ぐらいの議席のまま、年を越していたわけで、73まで増えたのは、たいしたものなのかもしれない。
この調子で、地道に次の選挙までの間、力をたくわえ、増やして伸ばしていって欲しいものだ。