- 作者: シェイクスピア,福田恒存
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1969/09/02
- メディア: 文庫
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昔読んだ時はマクベスやその夫人や三人の魔女が印象的だったんだけど、今回読み直してみると、マクベスに対して果敢に挑戦しついに打倒に成功するマルコムとマクダフが印象的だった。
マルコムとマクダフは、マクベスが王位を簒奪するとすぐに亡命し、マクベス打倒のために冷静沈着に行動し、果敢に挙兵し、激戦の末にマクベスを倒すことに成功する。
そのようにありたいものだと読んでいて思った。
それにしても、人の運命というのは結局なんなのだろうか。
他の者にそそのかされたとしても、結局行為を選択した責任は自分にある、ということなのだろう。