絵本 「おじいちゃんと森へ」

おじいちゃんと森へ

おじいちゃんと森へ

素晴らしい絵本だった。

「お祈り」とは何かという孫の質問に、自然の中をゆっくり一緒に歩きながら、木も岩も川も草花も鳥も、そして人も、祈っていること、命をささげること自体が祈りであり、祈りが変えてくれるのは実は自分自身であり、自分が変わればその分世界が変わることを、おじいちゃんはゆっくりとわかりやすく語ってくれる。

ずっと時が経って、若者となった孫は、地球の祈りが聞こえてくる。

とても深いメッセージの、ぜひ多くの人に読んで欲しい良い一冊だった。