モーパーゴ 「時をつなぐおもちゃの犬」

時をつなぐおもちゃの犬

時をつなぐおもちゃの犬


マイケル・モーパーゴの児童文学はどれも素晴らしいけれども、今年に翻訳が出たこの本もとても素晴らしかった。

第二次大戦中、不思議な縁で出会ったイギリス人の女の子や兵士と、ドイツの捕虜の兵士たちの友情。

その友情は、時がどれだけ経っても、変わらずに深い絆として存在し続けた。

途中、思わず涙ぐんでしまった。

多くの人に読んで欲しい素晴らしい名作。
人の優しさや絆がどれほど素晴らしいか、戦争がどれほど馬鹿馬鹿しいか、理屈や説教ではなく、実感としてわかるのがモーパーゴの作品の素晴らしさだと思う。