絵本 「むかしベツレヘムで」

むかし べツレヘムで (至光社国際版絵本)

むかし べツレヘムで (至光社国際版絵本)


繰り返し繰り返し語り継がれてきたイエス・キリストの誕生の物語。

この絵本も、その物語を描いた絵本なのだけれど、読んでいて、これほどに多くの人に繰り返し語り継がれてきたのは、そのことがはかりしれないめでたさとよろこびを持っていたからこそだったのだなぁと、あらためて思った。

馬小屋に生まれた、決して裕福ではない、普通の大工の夫婦のもとに生まれた子。

しかし、その誕生が、どれほどのよろこびとなぐさめを周囲にもたらしたのだろう。

人一人の誕生というのは、本当に尊い、祝福に満ちたことなのだろう。

そのことをあらためて思った。