絵本 「だびでのうた」

だびでのうた (至光社ブッククラブ国際版絵本)

だびでのうた (至光社ブッククラブ国際版絵本)


かわいらしい絵本だった。

羊飼いの少年のダビデが、どうしても泣き止まない羊のために、なんとか泣くのをやめてもらおうと思い、いろんな工夫をする。

最後に、歌をうたったら、世界中がよろこび、羊も泣きやんだ。

それから、ダビデはうれしいときも、悲しい時も、何かにつけては歌うようになった。

周知のとおり、ダビデはのちにイスラエルの王になった英雄で、それと同時に聖書の中の詩篇の作者とも言われている。

その少年時代に、ひょっとしたらこんなこともあったのかもしれない。

微笑ましい気持ちになるのと同時に、自分も心の歌を忘れずにいたいと思った。