絵本 「変わり者 ピッポ」

変わり者 ピッポ

ピッポこと、フィリッポ・ブルネレスキが、フィレンツェの大聖堂のドームをつくる時の御話。

私もだいぶ前に、フィレンツェを旅したことがあるが、その時に、この赤いレンガの美しい丸いドームはとても印象的だった。

その時はぜんぜん知らなかったけれど、これほど大変な、そして創意工夫をこらした努力があったのだということを、この絵本で教えられた。

いつの時代も、決してあきらめず、やる気と努力と創意工夫であっと周囲を言わせた天才たちが、後世にすばらしい贈り物を残してくれているのかもしれない。

良い絵本だった。