奥田知志 「助けてと言おう」

「助けて」と言おう (TOMOセレクト 3・11後を生きる)

「助けて」と言おう (TOMOセレクト 3・11後を生きる)

率直に大切なことが述べられている一冊だった。

自己責任論をつきつめると社会は崩壊するのではないか。
助けてと率直に言い合うことができる、関わり合いのある、ホームのある社会をいかにしてつくっていくか。
考えさせられる問いが散りばめられていた。

絆という言葉の中には、傷が入っていて、他者と関わる時には傷つくことを恐れないことが大事だということは、考えさせられる。