映画 「ハリーとトント」

とても良い映画だった。
それぞれの人の生き方や人生をあるがままに受けいれて認めつつ、なおかつ自分のプライバシーもしっかり大切にしている主人公のあり方は、とても良い気がした。
そして何より、猫のトントがとてもかわいかった。
この猫のように、人生やいのちというのは、それ自体、理屈を抜きで、愛すべき良いものなのだと思う。
主人公の友人のポーランド人のおじいさんへの愛惜も、胸を打つものがあった。
なんであれ、愛は、どんな人生も認めて肯定するものなのだと思う。