絵本 「シュークリーム」

シュークリーム

シュークリーム


ある日、持って帰ったシュークリームの中の一個が、なんと言葉をしゃべり歩き始め、生きていた。

そのシュークリームは、やがて自分の相手のシュークリームも見つけ、子どももたくさん産んで、子孫が繁栄していく。

しかし、やがて、年をとり、老い、死んでいく。

全くありえないはずの話なのに、なぜか不思議な感慨があるのは、このシュークリームがかわいらしいことと、人の生老病死と重なるからなのだろう。

かわいい絵本だった。