昨日、youtubeのライブ配信で、立憲民主党の枝野幸男さんがいろんな質問に答える「枝野幸男がなんでも答えます」というイベントがあっていたので視聴してみた。
さまざまな質問にテンポよく的確に誠実に答える枝野さんの様子には好印象を抱いた。
アーカイブでも見ることができるそうなので、多くの人に見て欲しいと思えた。
コロナ対策についての質問では、予備費を使って医療従事者に年内に迅速に慰労金を支払うべきと提言していた。
与野党関係なく、それが実現して欲しいと聞きながら思えた。
また、枝野さんは第二弾の給付金の提言をしていた。
さらに、春の時はともかく迅速にということで一律十万だったが、半年経ったので、困窮している人に絞って給付する準備をすべきだったとも言っていた。
経済での自民との違いは、従来の昭和的な大量生産の発想をやめて、豊かさをきちっと国の中で循環させるために、子育て老後の安心のための公的サービスの充実をする、とのことだった。
世界ではこちらの政策の方が常識、とも強調していた。
安全保障に関しては、タカ派・ハト派の二項対立から脱却し、費用対効果などを具体的に検証するべきと述べていた。
また、健全な日米同盟が機軸と明言していた。
立憲民主党は左にぶれてないかという質問に対しては、2017年の時の理念と変わっているとは思わない、具体的にはどのような部分でそう思われるのか教えてください、とのことだった。
また、草の根民主主義ということについての質問は、立憲民主党の草の根民主主義の理念は今も変わらない、「政治に私たちのことは見えていますか?」という若者の問いに答えるということについて、立憲民主党の合流結党大会でもあらためて強調した、今までの政治が見てこなかった人々の声に丹念に耳を傾ける、それらの人々に声を出してもらう、それが草の根民主主義だと思う、という意味のことを述べていた。
自公政権が圧倒的に強い状況が続いているが、枝野さんが地道に粘り強く野党を率い、一般市民との対話も大切にしている様子を心強く思った。
これからも時折は、こうしたイベントを開催して欲しいものである。