萩尾望都 「銀の三角」

銀の三角 (白泉社文庫)

銀の三角 (白泉社文庫)

面白かった。
なんとも不思議なSF作品。
やや難解なのだけれど、この感覚、なんとなくわかるような気がするのはなぜなのだろう。
無限ループを脱するために、かすかな箇所に時空のひずみをつくって修正すること。
と同時に、やっぱりそれは何か、犠牲や人柱のようなものを必要とするかもしれないこと。
テーマややけにリアルなことである。
またそのうち読み直してみたい。