県議や市議の政党ごとの人数について

もうすぐ統一地方選でちょっと人数の変化は出るとは思うけれど、昨年の調査だと、


日本の都道府県議会の議員の総数は2735人。
そのうち、自民党が1247人で約半数。
民主党は386人、
公明党207人、
共産党112人。


地方公共団体の議会の議員及び長の所属党派別人員調等(総務省HP)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000350450.pdf


県議の数から言えば、自民党が圧倒的に優勢である。


ただし、市区町村議員の数で言うと、公明党2719人、共産党2563人、自民党1763人、民主党895人と、意外と共産党がかなり有力である。
とはいえ、相も変わらず自公の強さは圧倒的だし、無所属でも自公系の人は多いと思われる。


維新は県議や市議の数は、上記サイトのデータを見ればわかるけれど、微々たるものである。
ましてや他の党派は言うまでもない。


地方議員の数から言えば、国政と同様に、自民・公明・民主・共産の四つの党派が実質的に力のある政党と言えると思う。
(もっとも、地方議員の場合は、無所属の比率も高い。)


民主党は、県議の数も市議の数も、県議に強い自民と市議に強い共産とに比べて、どちらもかなり数が少ない印象を受ける。
そのために地道に努力されている多くの方を知っているけれど、民主党は二大政党の一方の軸を自任するならば、まずは地方から足腰を強めていくことが必要に思われる。