今朝、こんな夢を見た。
うちの二階をあがっていくと、本当は存在しない部屋があって、
そこは夢なので、特に違和感なくその部屋に入っていくと、
大きな十字架のキリストの木像があり、礼拝室だった。
うちにこんな礼拝堂があったんだ〜、とそこは夢なので感心しつつもあまり違和感もなく、
その礼拝室で、英語のイエスの御名の祈りを思い出して唱えていた。
その木像は、十字架に掲げられているイエス像ではなくて、どうも十字架を担いでいるか、あるいは十字架から降ろされた時の、少し斜めになっているキリスト像だったように思う。
どうしてこんな夢を見たのだろうと思っていたら、
今日、ふと、本棚にだいぶ前からあった、八木重吉の『神の名を呼ぼう』と本を読んで、
とても感動した。
この本は、去年の五月にMさんからいただいた蔵書の中の一冊で、ふと読みだしたら、本当に素晴らしく、信仰の真髄を教えられた気がした。
きっと、夢の中の我が家にある礼拝室というのは、本棚の中のこの本か、あるいはこの本を通じて広がった心の世界のような気がした。