今日、民主党代表選挙の候補者集会に行ってきた。
岡田さん・細野さん・長妻さんの話をリアルに間近で聴けて良かった。
運良く三人ともに握手してもらえてラッキーだった。
三人ともとても実のある啓発される話をしてくれてためになった。
やっぱり、実物を見て、実際に話を聴くと、報道とは違うなぁと思った。
岡田さんがたまたま会場の入口のところにいたので、「応援しています」と言って握手を求めると、「ありがとうございます!」と快く握手してくれた。
実物を見て、本当に純粋な人なんだなぁと感じた。
清く正しく生きて来ないと、なかなかああいう純粋なオーラにはならない。
良い人だなぁと思った。
映像や画像で見るより、ずっと表情も柔らかくて、優しそうな人だった。
あと今日は、すっかり細野さんのファンになった。
天与のカリスマ性があると思った。
男も女もあれはイチコロ惚れるだろう。
カエサルってこんな感じだったのかもなぁと思った。
今回は私は岡田さん支持だけれど、いずれ必ず細野さんは民主党の代表になると思う。
握手した時もすごいパワーを感じた。
岡田さんと細野さんと長妻さんは、三人とも青いネクタイの御揃いの格好をたまたましていて、仲も良さそうだったし、結束を三人とも強調していた。
江田五月さんが司会だったけれど、江田さんもそのことを強調していたし、実際にそう感じた。
一部報道と実際はだいぶ違うと思う。
岡田さんは、アベノミクスのうち、成長戦略だけは正しいものもある、というのは、バイオやライフなどの成長戦略はもともと野田政権が打ち出していたものだった、新しい産業の育成、ただし安倍政権の問題は分配の問題である、トリクルダウンはない、しっかり成長戦略と分配を打ち出していく、ということを言っていた。
細野さんは、民主党への愛着を言っていた。
二十八歳だった時、何の地盤も看板もないサラリーマンだった自分が民主党からチャンスをもらって出馬できた、民主党を良くすることを通じて日本を良くしたい、働く人のための政党として、非正規の問題にしっかり取り組んでいく、と。
また、細野さんは大学生の時に父親が会社をやめたそうで、その時大学が授業料をただにしてくれ、バイト先にも恵まれてバイトで生活費を工面できた、皆さんに本当に良くしてもらった、自分が一番困っている時に社会に支えてもらった、だから今度は自分が社会を支える人間になりたいと思ってがんばってきた、と語っていた。
なので、自分は困っている人はちゃんと社会が支える、そして今度はその人が社会を支える、人は一人では生きられないのだからお互いに支え合う、それがこの日本社会に大切なことで、今その仕組みがどんどん壊れつつある、民主党は支え合う世の中を目指す、と。
細野さんのそれらの言葉には、正直じーんと来た。
長妻さんは、格差の是正を前面に主張していた。とても政策通で、具体的な数字をあげながらお話をされていた。
本当に生真面目な政治家だなぁと、あらためて感心した。
この長妻さんの政策への熱心さや能力は、ぜひ他の人が代表になっても要職で発揮して欲しいと思った。
会場から質疑応答の時間もあって、かなり答えることが難しそうな質問にも、三人とも当意即妙に詳しく具体的な政策や物事を示しながら答えているのに感心した。
特に、岡田さんには舌を巻いた。
細野さんも、本当に人に向き合ってる素晴らしい姿勢を感じた。
長妻さんも良かった。
たまたま会場で横になったおばあさんが、三人とも素晴らしいから誰が代表になってもしっかり手を取り合って協力していって欲しいね〜、と言っていたけれど、全く同感だった。 そして、実際、そのように三人とも言っていたように思う。
岡田さんが仮に代表になったら、ぜひ二人とも要職につけて欲しい。
あと、印象的だったのは、細野さんが非常に強く、安倍さんの集団的自衛権行使の閣議決定を批判していたことだった。
全面的に、閣議決定による集団的自衛権行使とは対決する姿勢を示していた。
一方で、安全保障をきちっとやっていくことも熱く述べていた。
とても好感が持てた。
岡田さんの余裕と長い経験と深い思慮を感じる語り口も、また長妻さんの本当に格差是正に真剣に取り組む姿勢も印象的だった。
ただ、私はもともと岡田さんはファンだったし、長妻さんも尊敬していたのだけれど、細野さんには、実物を見て、強い星といえばいいんだろうか、持って生まれた天与のカリスマ性を感じた。
あれは、直接会ったことがある人間は皆惚れると思う。
岡田さんが今回代表になってオール民主党で党の態勢を立て直し、細野さんが次かその次で代表になれば、必ず自民党に選挙で勝てると確信した。
ちょっとおおげさに言えば、岡田さんと長妻さんと細野さんは、ローマ史のクラッススとポンペイウスとカエサルに似ているかもしれない。
あんな感じで三人で結束して民主党を率いてくれたら、きっと民主党も勢いを増すのではなかろうか。
岡田さんを中心にして、長妻さんと細野さんが左右にいるのが、奇しくも最もバランスとして良い気がした。
岡田さんが代表になったら、ぜひ二人とも要職につけて、オール民主党でがんばって欲しい。
あるいは、熱や火にたとえるならば、実物見てて思ったのは、岡田さんも細野さんも長妻さんも、それぞれキャラは違うし熱さのありかたは違うけれど、三人とも熱いなぁと思った。
岡田さんは長く続くやわらかな暖かな光、細野さんはものすごく強い超新星のような光、長妻さんは本当にこごえてる人をぬくめてくれる素朴な光、そんな感じ。
たぶん、目指しているものは三人とも一つ、同じことだと思う。
公正と多様性。支え合う社会。
自民党政治のもとでそれらが壊れつつあるのを、なんとか防ぎ、再びリベラルの勢いを盛り返して欲しいと思うし、そのための大きな機会にこの代表選がなって欲しいと思う。