映画 「サッチャー」


なかなか面白かった。

サッチャーは私が小さい頃にもまだイギリスの首相をやってたんだけど、そういえばこんな感じだったとなつかしく思った。

庶民の出で、女性で、二重にイギリスの階級社会・男社会の中ではハンディがあったはずなのに、それをものともせず、自らの足で立ち、自分の努力で首相になったのは大したものだろう。

ただ、サッチャーの政策が本当に良かったのか疑問な点もある。
しかし、当時は、それなりに必要な面もあった部分もあったのだろう。

相当な覚悟で、危険と隣り合わせの中、政治をやってたんだなぁとは映画を見ながらあらためて思った。

私はサッチャーの政治的なスタンスや政策には必ずしも同意しないけれど、人間的には非常に興味ある人物だとはあらためて思った。