「クオ・ワディス 中巻」

上巻もとても面白かったけれど、中巻も面白かった。

本当、世の中にはこんなにすごい作品もあるんだなぁと、久しぶりに感嘆し感動しながら読んだ。

ウィニキウスが、リギアとの出会いによって、少しずつ成長して変化していくところもとても興味深かった。

そして、ペテロやパウロの、「ただ一つの魂のためにも世界の果てまで旅する覚悟」に、深く感動させられる。

ただ、個人的には、上巻でもそうだったのだけれど、中巻でも、ペトロニウスにもとても共感や興味を感じる。
ある意味、この感覚は非常によくわかる気がする。

これから下巻も楽しみである。