絵本 「かしこくいきるしまりす」

かしこくいきるしまりす (いきるよろこびシリーズ)

しまりすは、冬ごもりのために、一千個ものどんぐりを集めるとこの絵本で知って、とても感動した。

いろんな危険をかいくぐりながら、一冬を巣の中で過ごすために、せっせとどんぐりを集めるしまりすは健気である。

平均寿命は四年間だそうで、いわば四回ぐらいしか冬はないはずなのに、せっせとその時目の前にあるなすべきことをなしているのだろう。

手島圭三郎さんの絵本はどれも素晴らしいけれど、これも良い作品だった。