絵本 「ひとりひとりのやさしさ」

ひとりひとりのやさしさ

ひとりひとりのやさしさ


とても良い絵本だった。

さすがジャクリーン・ウッドソンの作品だけあって、読み終わった後になんとも切ない気持ちになるが、決してそれが無駄ではない、むしろ貴重な悔いのように思う。

水に入った小石が波紋をつくるように、小さな優しさも、さざ波のように世界に広がっていく。

逆に、それができなかった場合、どれだけ寂しい思いをすることだろう。

多くの人にオススメしたい良い絵本だった。