絵本 「ダニエルのなぞとき」

聖書の中のダニエル書の物語の絵本。

ダニエルやその友人たちが、バビロン捕囚で祖国が滅亡し、バビロンの都にいても、自分たちの信仰を貫き、苦境も知恵や信仰の力で乗り越える様子が描かれている。

昔は、ダニエル書はなんだか聖書の中でも最もおとぎ話っぽい気がしていたが、この頃は、要は祖国が滅亡しても信仰を守り抜き、知恵で移住した先の土地でもしっかりと生き抜く姿を、物語を通して伝えていたのだと思う。

この絵本になっていないエピソードでも、いろいろと面白いストーリーが多々あるので、ダニエル書はもっとさまざまな形で、絵本や映像作品などになって欲しい物語だと思う。