
世界は1つの生命からはじまった―サムシング・グレートからの贈り物
- 作者: 村上和雄,葉祥明
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2004/09/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
すばらしい絵本だった。
全世界の人にオススメしたい。
三十八億年に生まれた一つの生命。
その一つの生命が三千万種類に分かれて、今のさまざまな地球上の生命となっている。
人間の場合、父と母の染色体はそれぞれ23なので、生まれてくる子どもの遺伝子のパターンは70兆。
つまり、誰もが70兆分の1の希有な、奇跡的な存在である。
人の中で目覚めている遺伝子暗号はわずか5%で、残りの95%は眠ったまま。
高い意識で、喜びと感謝の心を持ち、ひたむきに生きれば、良い遺伝子がオンになっていく。
天才と呼ばれる人と、それ以外の人の遺伝子暗号の違いは0.1%以下。
したがって、誰もが自分の花を咲かせる可能性に満ちている。
人は60兆個の細胞が集まってできているが、1個の細胞の中に大百科事典3000冊の遺伝子暗号が書かれている。
などなどの、とても面白い話がつまっている。
また、日本語・英語・エスペラント語の三つで文章が書かれているため、海外の人へのプレゼントにも最適だと思う。
全世界に勧めたい、すばらしい絵本の一冊である。