絵本 「十字架の道」


子ども向けに描かれた、イエスの十字架の道の絵本。

それだけに、あらためて胸に来るものがある。

「本当に、この人は神の子だった。」

とイエスの十字架上での死を目撃したローマの百人隊長が言ったことがマルコによる福音書のラストの方に記されているけれど、あらためてそのことを思い出した。

最後まで自分の運命に従順で、かつ人を恨まずに愛し続けるというのは、とても人にできることではないと思う。

エスに出会って変わった人は、当時も、その後も、大勢いたことは、まぎれもない事実なのだろう。