日本人で良かったと思う時 − 一言では言えまい

あなたが「日本人で良かった」と思うのは?「畳ゴロゴロ」「あんこ」

http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130519-00303696-cobs



いろんな時に感じるが、一言では言えない気がする。

「俺の恋人誰だと思う、神のつくりし日本国」

と昔、ある志士がつくった詩があるけれど、その気持ちはよくわかる気がする。

どの人にとっても、自分の母親が世界最高の母であるのと同様に、

どの人にとっても、自分の国が世界最高の国なんだと思う。

そして、本当に自分の母親を愛している人は、

他の人が自分の母親を大切にする気持ちを誰よりもよくわかると思う。

世界は美しく、日本は美しい。

どの国も美しいが、それぞれに良さがあり、日本の良さは日本だけのものなのだと思う。

昨今一部に流行している排外主義やヘイトスピーチの人などは、どうも日本の本当の良さを知らず、自国に本当の自信を持っておらず不安があるからああなのではないかという気がする。

本当に日本を愛している人は、他にも寛容であることができるだろうし、他の国の良さを認めることもできるし、自尊尊他の真実の独立自尊の気持ちを、ごく自然に持ち、発揮することができるものだろう。

愚痴も言わず、黙々と苦難に耐え、勤勉で、花や雪や月を愛で、誇り高く、謙虚で優しい、そんな日本人の姿を見る時に、私もその一人だと誇りをもって思える時に、神仏の御加護をひしひしと感じる時に、私はこの国に生れた幸せを心の底から思わずにはいられない。

そして、その愛する日本を滅ぼすものがあるとすれば、それは決して外敵ではなく、内側から腐食させ蝕むものだけなのだと思う。

日本の内側が充実していれば外の敵は取るに足りないが、内側が腐っていれば誰が守ることができようか。

日本の自然の美しさを最も破壊してきたのは、戦後の我々日本人だし、日本の伝統の良さを自ら忘れてきたのも、私たち日本人自身なのだと思う。