絵本 「なぜ、人は死ぬの？」

なぜ、人は死ぬの?―フィリピン (かたつむり文庫)

フィリピンの絵本。

太古の昔、人には死がなかった。

鮫をうっかり殺してしまい、神の怒りで死ぬことになった。

しかし、死後の世界と、本当は行ったりきたりできたし、しばらくしたらよみがえることができるはずだった。

しかし、よみがえったその男性が、再婚した妻の姿を見て嘆き悲しみ、もう死んだままにさせてくれと願ったので、人は一度死んだらよみがえることができないことになった。

なんだか、哀れな、考えさせられる物語だった。