ポーランドとリトアニアのイコン

先日、アトスとウラジミールのイコンを例に挙げつつ、キリストの肌は黒かったのではないかということを日記に書いたけれど、他にもけっこうそうしたイコンはあるようである。

ポーランドの、ヤスナグラの聖母というイコンも、マリアもイエスも黒い肌に描かれている。
そのため、黒い聖母とも呼ばれているイコンだそうである。
この絵は、ポーランドでは最も大切にされているイコンだそうだ。
たしかに、ただならぬ感じがする、すごい絵である。


ポーランド ヤスナグラの聖母




また、ポーランドとは深い縁のあるリトアニアの、このイコンも不思議なオーラのあるイコンである。
多くの奇跡を起こしてきたと伝えられているそうである。


夜明けの門の聖母


それと、ネットを探してたら、フィリピンのキアポ教会の黒いナザレの画像があった。




なんとなく、キリストの実像は、こんな感じだったのかなぁという気がする。


それにしても、イコンや聖像も無数にあるものである。
仏像めぐりも面白いが、イコンや聖像をいろいろ調べてみるのも、なかなか面白そうである。