絵本 「クリムトと猫」

クリムトと猫

クリムトと猫

クリムトは、とても猫をかわいがっていたそうである。

クリムトも、こんなに世の中の無理解や因習と闘ったんだなぁと、読みながらちょっと驚いた。

それにもめげず、自分の求めるものを貫き、本当にいのちや人間や美を愛し求めた人だったのだろう。

その傍らには猫がいた。
猫こそが、最も良き理解者であり、支えだったのかもしれない。

クリムトがあらためて好きになるような一冊だった。