
- 作者: 里中満智子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: 単行本
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旧約聖書の創世記の、天地創造やノアの方舟、バベルの塔、アブラハム・イサク・ヤコブのエピソードが描かれている。
それらの物語は、小さい頃別の絵本でもよく読んだし、その後、翻訳の聖書でも読んだけれど、しばらく遠ざかってたので、このマンガで読んだらあらためてとても面白かった。
忘れてたことや、こうだったっけ?!という話がけっこういろいろとあって、とても興味深かった。
アブラハム・イサク・ヤコブの話は、あらためてとても面白かった。
不思議なもので、これらの物語を見ていると、なぜだか不思議と元気が出てくる気がする。
世界のどこの国の神話もとても面白いし、読んでいる時はいろんな興味がそそられるけれど、読むと元気が出てくるというところが、創世記の特徴なのかもしれない。
ヤコブが七年と七年の計十四年間もただ働きしたことや、年をとってエサウに対して自分が悪かったことを後悔し、和解するあたりの話は、あらためてとても興味深かった。
人生は、いろんな経験を積み、年を重ねて、はじめて考えが変わったり、わかるようになることも多々あるのだろう。