絵本 「マックマウスさん」

マックマウスさん

マックマウスさん


とてもかわいらしい絵本だった。

ある日、へんてこりんな姿になっている自分に気づき、街を捨てて野原にいったねずみ。

田舎の野原のねずみたちに出会う。

自分のことを彼らはねずみとは気付いてくれまいと思うが、同じねずみとしてあたたかく彼らは接してくれる。

そして、野原のねずみの仲間に入るための三つのテストを受けるが、主人公はどれもできずに落第してしまう。

しかし、たまたま襲ってきた猫から、野原のねずみの中の一匹とともに、主人公は逃げることに成功する。

その結果、みんなから称賛され、迎え入れられる。

という物語。

多少姿かたちは違っても、同じ仲間として接することが、あとで自らの身も助けることになる。
また、いろんな試験にはうまくあわなくても、他のところで才能を発揮することもある。

そんなことを考えさせられる、良い絵本だった。