- 作者: 星野道夫
- 出版社/メーカー: 新日本出版社
- 発売日: 2010/10/01
- メディア: 単行本
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大自然の悠久のリズムとサイクルに、この本を読んでいたら思いを馳せられる。
アラスカの大自然はなんと美しいのだろう。
オーロラも、いつか見てみたいと思った。
また、エスキモーポテトと呼ばれる小さな植物の球根を、エスキモーの人々はそれを集めているネズミの巣を見つけて、そこからもらうらしい。
ただし、必ずすべてをとらず、集めてある半分ぐらいをもらい、そしてもらった代わりに、魚の干物を必ず入れるらしい。
大自然と共生しているエスキモーの智慧や優しさがうかがわれるエピソード。
エスキモーには、雪をあらわすいろんな言葉があるそうである。
英語だとsnowだけだけれど。
本当に自然とともに生きるというのは、どういうことなんだろう。
そして、それこそが、本当に生きるということの鍵なのではないか。
読んでいて、しみじみそう思わされた。