絵本 「かえでの葉っぱ」

かえでの葉っぱ

かえでの葉っぱ


ある時、岩にひっかかっていたきれいな葉っぱを、少年はとりだして、風にのせて飛ばしてあげる。

そのあと、葉っぱはさまざまなところを旅する。

かつては美しかった葉っぱも、今は色あせ、枯れ葉となり、再び少年にめぐりあい、たき火となって燃え尽きる直前、それまでの長い旅の話を語る。

いろんなものを見、いろんなものを聞いたこと。

そして、そのことにじっと耳を傾けること。

そのことの大切さを教えてくれる、良い絵本だった。
絵も美しかった。