絵本 「津波 命を救った稲むらの火」

津波!!命を救った稲むらの火

津波!!命を救った稲むらの火


和歌山のある村で、ちょうどお祭りがあっている時に、地震があり、海水が遠くの方に引いていった。

それを見た、浜口五兵衛は、小さい時に祖父に聞いた話を思い出し、必死になって稲むらに火をつけ、村人たちを丘の上に集めた。

その直後、大津波が村を襲い、間一髪で村人すべてのいのちが助かった。

江戸時代に実際にあったことがもとになった御話。

津波地震などの災害を、ちゃんとおじいさんおばあさんたちから聞いて覚えておいて、何かあった時にその知恵をすぐに生かし、勇気を持って断固として行えば、多くの人のいのちが助かる。
そのことをあらためて教わる、良い絵本だった。