オグ・マンディーノ 「きっと飛べると信じてた」

きっと飛べると信じてた

きっと飛べると信じてた


オグ・マンディーノの、いわゆる「成功哲学」に分類される小説なのだろうけれど、マンディーノ自身の第二次大戦中の体験に基づいて、単なる成功物語というより、あの時代の一人の青年の青春や体験について書かれている。


この小説の物語があってこそ、この本の核心である「成功の種子」のさまざまなメッセージは、とても胸に響くのだと思う。


これほどの思いをかけて、「高みにある友人たち」(Friends in High Places)が伝えてくれたさまざまな人生の叡智を、しっかり受けとめて生きていきたい。
そう思わされる、素晴らしいメッセージに満ちた一冊だった。