詩 「一歩でも」

詩 「一歩でも」


「道はちかしといえども行かざれば至らず、
事は小なりといえども為さざれば成らず。」


荀子のこの言葉を教えてもらって、
目が覚める思いがした。


今までどれほど、行くべき道を進まず、
なすべき小さなことをせずにきたか。


本も開かなければ読めず、
文も書かなければ仕上がらない。


生きている間に、
なすべきことをなしとげ、
自らの業を尽す。


それは、つまり、
このことをきちんと行うこと。


目の前の道を一歩でも進もう。
目の前のことをちょっとでもしていこう。


微力であっても無力ではない。