- 作者: フジコ・へミング
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/03/09
- メディア: 単行本
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とても良い本だった。
深く感動させられた。
フジコ・ヘミングさんが自分の人生を振り返りつつ、人生のさまざまな体験から得られた智慧やメッセージを綴ってあるのだけれど、どれも本当に胸にしみる、良いことばだった。
こんなにもフジコ・ヘミングさんが御苦労されたんだなぁと驚かされた。
また、その苦労にめげずにあきらめずに努力し続けたその生き方に、深い感銘を受けた。
あきらめず、正直に生きること。
歯を食いしばって、乗り越えること。努力した体験は必ず将来役に立つこと。
あきらめないで、一つのことを続けること。
誰だって欠点や嫌なところはあるのだから、それを許すのが大事。
人に優しく生きる人こそ、本当に強い人であること。
などなど、うなずかされた。
「あきらめなければ、なんでも努力した分だけ、少しずつ道が開けてくる。」
「ひとつのことをがまん強く続けること、自分の夢をかなえるにはそれしかない。」
チャンスがいつ来ても良いように、努力しておくこと。
明日に向かって、もう一度立ち上がること。
「神様は忘れずに、あなたを思い出してくれる。正直に生きてきたのを、きっと見ていてくれる。」
などなどのメッセージは、フジコ・ヘミングさん自身の本当に大変な体験の裏打ちがあるからこそ、とても納得がいく、心に響く言葉だった。
若い人にも、あるいはもっと年齢を重ねた人にも、どの世代の人にも、必ず素直な心で読めば、はかりしれない価値のある本だと思う。