- 作者: 西郷竹彦,滝平二郎
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 1993/09/01
- メディア: 大型本
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滝平二郎が絵を描いている。
良い絵本だった。
ロシアの昔話だそうだが、行く道で出会う人々のそれぞれの個性を、決して否定せず、あるがままに受け入れた主人公が、結果としてあとから大きくそのことによって助けられる、というストーリーは、人生についてなるほどーっと教えられる気がする。
また、この物語、いわゆる革命っぽい話だが、ロシアはもともとこういう志向があったのだろうか。
面白い絵本だった。