絵本 「そらをとぶふね」

そらをとぶふね (えほん・ワンダーランド)

そらをとぶふね (えほん・ワンダーランド)

滝平二郎が絵を描いている。
良い絵本だった。

ロシアの昔話だそうだが、行く道で出会う人々のそれぞれの個性を、決して否定せず、あるがままに受け入れた主人公が、結果としてあとから大きくそのことによって助けられる、というストーリーは、人生についてなるほどーっと教えられる気がする。

また、この物語、いわゆる革命っぽい話だが、ロシアはもともとこういう志向があったのだろうか。

面白い絵本だった。