絵本 「ウエズレーの国」

ウエズレーの国

ウエズレーの国


なかなか面白かった。

ちょっと周囲から浮いている少年が、とことんまでその浮き具合を究めていったら、逆に突き抜けて仲間もできていくという話。

自分で種を播いて植物を育て、自分で文明をつくるぐらいの気持ちで、文字をつくったり服をつくったり。

これぐらい、自分の世界をとことんつくって極めていくことが、本当は一番大事なのかもなぁ。

とかく、横並びや出る釘をきらう日本の風土の中でこそ、読まれるべき絵本かもしれない。