絵本 「とおいとおい北の国のちいさなほら話」

とおいとおい北の国のちいさなほら話

とおいとおい北の国のちいさなほら話


とても面白い、良い絵本だった。

いったいどこまでが本当のことなのか、あるいは全くのほら話なのか。

ほら話にしては、不思議なロマンを駆り立てる、実感のこもった冒険談。

チェコの二十世紀初頭の謎の冒険物語を、これほど精緻な絵によって絵本として新しく息吹を吹きこんだピーター・シスもすごい。