- 作者: 島田アツヒト
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 2004/11/01
- メディア: 大型本
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この二百年弱ぐらいの間に、日本の風景はどれほど変わってきたのか。
単なる何もない土地が、田んぼになり、村ができ、町ができ、街となっていった。
その様子がとてもわかりやすく描かれている。
一本だけ、くすの木だけは、ずっとその場にのこって、街を見守り続けている。
個人的には、大正時代ぐらいの頃が、ひょっとしたら案外と幸せだったのかもなぁという気がするが、この時の流れは戻すことができないし、仕方ないことなのだろう。
せめても、このくすの木などの、のこすべきものはのこしていきたいものだ。