絵本 「ニッポンの風景」

ニッポンの風景

ニッポンの風景

この二百年弱ぐらいの間に、日本の風景はどれほど変わってきたのか。

単なる何もない土地が、田んぼになり、村ができ、町ができ、街となっていった。
その様子がとてもわかりやすく描かれている。

一本だけ、くすの木だけは、ずっとその場にのこって、街を見守り続けている。

個人的には、大正時代ぐらいの頃が、ひょっとしたら案外と幸せだったのかもなぁという気がするが、この時の流れは戻すことができないし、仕方ないことなのだろう。

せめても、このくすの木などの、のこすべきものはのこしていきたいものだ。