絵本 「マドレンカ」

マドレンカ

マドレンカ


とても良い絵本だった。

たぶん、作者の娘さんの実際の話と、NYの街の話なのだろうけれど、ひとりの人間の子どもが全世界に本当は支えられて、全世界から豊かなものを与えられ、また支えられるべきだということは、NYに限らず、どこの場所に住む誰にでも言えることなのだと思う。

にしても、この絵本、翻訳の出版は911のわずか二か月前か。

世界は本当はこのようであって欲しい。