絵本 日野原重明 「いのちのおはなし」

いのちのおはなし (講談社の創作絵本)

いのちのおはなし (講談社の創作絵本)


日野原重明さんが実際に小学校で行った授業を絵本にしたもの。

とても良い絵本だった。

大人の心臓は一分間に60回から80回とどまることなく動き続けている。
一生の間に、いったい何億回、何十億回動くか。

いのちとは自分が持っている時間である。
時間を使うことが、いのちを使うこと。

これから生きていく時間が、自分が使うことができる時間であり、それが自分のいのちであること。

平明な言葉で、わかりやすく、とても大事なことを教えてくれる絵本だった。
子ども、あるいは大人に、多く読まれて欲しい本だと思う。