- 作者: 細谷亮太,永井泰子
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2003/08
- メディア: 大型本
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良い絵本だった。
家族をなくしたことがある人のために描かれた絵本らしい。
とてもあたたかな、ほろりとさせられる絵本だった。
この感覚は、家族をなくした人には、よくわかると思う。
グリーフワークというのはなかなか難しいし、家族の死を受け入れていくというの非常に難しい事だけれど、この絵本は、ひとつの自然なありかたを示してくれていると思う。
悲しみはなくならないけれども、その人がいてくれてよかったと思う時に、きっと残されたものの心にも、悲しみだけではない、大切なぬくもりがそこにはあるのだと思う。