絵本 「岸辺のふたり」

岸辺のふたり―Father and Daughter

岸辺のふたり―Father and Daughter


しみじみとした気持ちにさせられる絵本だった。

死は永遠の別れではなく、束の間、一時的に、向こう岸とこちらの岸で別れただけで、また必ず会う時がある、迎えに来てくれる。

そんなことを、静かに、しみじみと教えてくれる。

向こうは彼岸、こっちは此岸としても、同じ岸辺。

良い絵本だった。