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なかなか笑える、ユーモラスな絵本。
でも、いろいろと考えさせられる。
大人向けの絵本。
前編とあわせて読むととても面白いと思う。
にしても、後編のこの「ビッグ・オー」とはいったいなんなのだろう…。
悟りの境地の人なのか、はたまたなんのか。
少なくとも、誰か自分の「かけら」をべつに探すというわけではなく、自分でバランスがとれてて、自分で充足している人なのだろう。
それが本当の自立や幸せってことなのかもしれない。
前編のように、自分だけで不器用に転がっていくのもいいし、「ビッグ・オー」になって転がっていくのもいいのかもしれない。
たぶん、どちらも、自分で選べばいいし、それで自分が良いと思えば良いことになるのだろう。