絵本 「ぼくのそらをさがしに」

ぼくのそらをさがしに。

ぼくのそらをさがしに。



とても良い絵本だった。

他の虫とちがって、仲間外れにされる、自分がなんだかよくわからない、羽が透明な虫の主人公が、いろんな虫や動物たちと出会って、遍歴していく様子が、とてもかわいらしく描かれてて、かつメッセージも深く、読んでて元気になる絵本だった。

「どう生きるかは何も決まっていない。自分をいろどろう。」

「みすてるためでなく、こたえるために、今をかみしめよう。」

「うつむためではなく、たたえるために、明日をむかえよう。」

などのメッセージは、読んでて、心に響いた。

心の栄養になるような良い一冊と思う。