絵本 「雪とパイナップル」を読んで

雪とパイナップル

雪とパイナップル


とても素晴らしい一冊だった。

ベラルーシで本当にあった出来事を元に書かれている絵本。

多くの人に読んで欲しい。

特に、311後の日本の我々には、この本が描かれた当時以上に、胸にしみることも多いと思う。

柳田邦男さんのエッセイで紹介されていたので読んだのだけれど、この本とめぐりあえて本当に良かった。

人はどんなに悲しい中でも感謝することができること。
そのような心をもたらすのは、誰かのひたむきな優しさであること。
希望を組織し、つなげていくことが大事であること。

たぶん、この本にこめられているメッセージを本当に各人が生かすことができた時、ロシアやベラルーシも、日本も、きっと立ち直ることができるし、よみがえることができると思った。