- 作者: 鎌田實,唐仁原教久
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/06/25
- メディア: 単行本
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とても素晴らしい一冊だった。
ベラルーシで本当にあった出来事を元に書かれている絵本。
多くの人に読んで欲しい。
特に、311後の日本の我々には、この本が描かれた当時以上に、胸にしみることも多いと思う。
柳田邦男さんのエッセイで紹介されていたので読んだのだけれど、この本とめぐりあえて本当に良かった。
人はどんなに悲しい中でも感謝することができること。
そのような心をもたらすのは、誰かのひたむきな優しさであること。
希望を組織し、つなげていくことが大事であること。
たぶん、この本にこめられているメッセージを本当に各人が生かすことができた時、ロシアやベラルーシも、日本も、きっと立ち直ることができるし、よみがえることができると思った。