メモ

福澤諭吉は、自分の別宅に篠原順明という真宗大谷派東本願寺)のお坊さんを住まわせて、よく法談をしていたそうだ。東本願寺財政再建問題についても、中村道太や篠原順明とのつながりから、思ったより深くコミットメントしていたようだ。

どうも、福澤諭吉無宗教だとか宗教音痴だというイメージや見方は、石河幹明や松永安左エ門という、彼ら自身がとてつもなく宗教音痴であった弟子たちによって、誤って伝えられたイメージじゃなかろうか。というより、彼らにはよく福沢の宗教的側面が理解ができなかったということだと思う。




「世の中のどこにあろうとも、言葉でも、心の中でも、身体によってでも、いかなるを悪をもつくってはいけません。欲楽を捨てて、心を落ち着けて、気を静めて、禍いをともなう苦悩を受けてはいけません。」(相応部経典)


「ためにならぬ苦しみに身をゆだねるな。」(釈尊、相応部経典)



人生の深さというのは、まなざしの深さ。そういうことなんじゃないかと、ふと思った。時折、まなざしの深い人というのが、現実にも、また過去の人にもいる。そういう人の人生こそ、深い人生という名に値するのだろう。人生は長さだけでなく、深さこそが大切なことのように思える。


人間というのは、科学技術は進歩するとしても、精神文化については、先人から謙虚に学ばない限り、自動的に進歩するということはないのだろう。先人から謙虚に学ぶ努力を尽くしてこそ、やっと精神的な文化も退歩せずに、維持や向上が望めるのだろう。



座右の銘


「ただ、うらうらと本願をたのみて、南無阿弥陀仏と怠らず称すべきなり。」
法然上人、『拾遺古徳伝』第七巻 第六段) (「うらうら」とは古語で「心がのどかな」こと)


「人間は三千年に一度咲く優曇華の花なり」(三浦命助)


「よい本を読め
よい本を読んで己れを作れ
心に美しい火を燃やし
人生は尊かったと叫ばしめよ」
坂村真民さんの詩の一節)


「自分はまさに一切衆生の中において首者となり、勝者となり、殊勝者となり、妙者となり、微妙者となり、上者となり、無上者となり、乃至、一切衆生の依止者となろう。」
華厳経 十地品)


「一生を終えて後に残るものは、 われわれが集めたものではなく、われわれが与えたものである。」
(ジェラール・ショドリー)


「自分はまさに一切衆生の中において首者となり、勝者となり、殊勝者となり、妙者となり、微妙者となり、上者となり、無上者となり、乃至、一切衆生の依止者となろう。」
華厳経 十地品)


「一生を終えて後に残るものは、 われわれが集めたものではなく、われわれが与えたものである。」
(ジェラール・ショドリー)


「世間は虚仮なり、ただ仏のみこれを真にす」(聖徳太子

「学仏大悲心(他人の悲しみや苦しみがわかるような人間になるべく、そうした心を学ぶこと)」(善導大師)

「一切の有情はみなもって世々生々の父母兄弟なり」(親鸞聖人)

「今いる世界が自分の作り出したものではないとしても、どんな世界にしていくかを選択することはできる。 
あなたにはその責任がある。」(オバマ自伝より)

「念願は人格を決定す、継続は力なり。」(住岡夜晃)

「人間は所詮滅びるものかもしれず、残されるものは虚無だけかもしれない。
しかし抵抗しながら滅びようではないか。
そして、そうなるのは正しいことではない、というようにしよう。」 (セナンクール)

男児世に処する、ただ誠意正心をもって現在に応ずるだけのことさ。
あてにもならない後世の歴史が、狂といおうか、賊といおうが、そんなことは構うものか。
要するに、処世の秘訣は誠の一字だ。」(勝海舟

「一片の痩我慢は立国の大本」 (福沢諭吉

「あしびきの みやまの桜 咲きにけり 人知れずとも 心つくして」(古歌をもとに)

「穏やかさは力である。自らの心に言いなさい、「安穏で、静けくあれ」と。」
"Calmness is power. Say unto your heart, "Peace, be still!""
(ジェームズ・アレン)


"THE GOLDEN CHAIN" (by anonymous)

I am a link in the Buddha's Golden Chain of Love that stretches around the world.

I must keep my link bright and strong.
I will try to be kind and gentle to every living thing and protect all who are weaker than myself.
I will try to think pure and beautiful thoughts, to say pure and beautiful words and to do pure and beautiful deeds, knowing that on what I do now depends my happiness and misery.

May every link in the Buddha's Golden Chain of Love become bright and strong, and may we all attain perfect peace.

「黄金の鎖の詩」

私は、この世界に広がる、慈悲からなる仏の黄金の鎖の輪のひとつ。

この輪を、明るく強くしよう。
生きとし生けるものに親切で優しくあろう。私よりも弱いすべての人を守ろう。
清く美しいことを考え、清く美しい言葉を語り、清く美しい行いをしよう。
なぜならば、私の幸不幸は私が今していることによって決まると、私は知っているのだから。

慈悲からなる仏の黄金の輪っかのひとつひとつが、明るく強く、本当の平和に達しますように。

(作者不明の英詩より拙訳)



生きとし生けるものがしあわせでありますように。
May all sentient beings be happy and have the causes of happiness!
Estu felicxaj cxiuj estajxoj.


独立自尊、Sursum Corda、一日一知、即今即処、立ち止まることなく力むことなく、festina lente、Walk tall and smile more. 小さな声でも必ず誰かの心に響く、堅念不忘、「人間は三千年に一度咲く優曇華の花なり」、慈心相向