トラウマになったアニメ…
http://news.ameba.jp/20120323-853/
いまもって、いったい何というアニメだったのか作品名がわからないけれど、とても印象に残っているアニメがある。
たぶん、昭和四十年代ぐらいの古いアニメを再放送で見たのだと思うのだけれど、
貧しい家の女の子が、子守りで、わりと金持ちの家の子どもたちの世話をしている。
その金持ちの子ども二人が、紙風船を割って遊んでいるのを見て、その主人公の女の子が怒って叱る。
その女の子の親は、紙風船をつくる内職でやっと生計をたてていて、大変な思いをして親がつくっている紙風船を遊びで割るのを見て、思わず悲しくてその女の子は怒ったわけだった。
で、その金持ちの子ども二人が、母親のところに行って、その子守りの女の子が自分たちを馬鹿と言ったとちくって、その女の子が叱られる、
というアニメだった。
他のストーリーを何も覚えていないし、いったい何のアニメだったのかよくわからないけれど、幼心にもとても印象的で考えさせられたものだ。
それと、『ベルサイユのばら』の最終回で、ロベスピエールが恐怖政治を行ったというエピソードと、フェルゼンが本国に帰ってから反動的な恐怖政治を行って暗殺された、というエピソードは、幼心に非常に考えさせられたものだった。
人間の業について考えさせられた気がする。
他にも、なんといっても、アニメ映画の『火の鳥』で、我王の腕が最後に切り落とされるのは、子ども心にもトラウマだったよなぁ。。
考えてみれば、昔のアニメや漫画は、けっこう残酷なものや、世の不条理を教えるものも多かった気がする。
っつーか、あんまり子ども向けということを考えてなかったんじゃないかという気もする。。
でも、それぐらい全力投球のすごい作品を見た方が、いろんなことを考えさせられて良いのかもしれない。